成績の伸びる生徒と伸びない生徒

塾の仕事は基本的に生徒の成績を伸ばしてもらうことと受験に合格してもらうことです。

今日は成績の伸びる生徒と伸びない生徒というテーマで書いていきます。

ここでいう成績の伸びない生徒というのは勉強はしているんだけど成績が伸びないというわけであってそもそもやる気のない生徒は含まれません。

 

まず結論からいうと成績の伸びる生徒は知識を吸収する勉強と頭に入った知識を取り出す勉強ができています。

逆に成績の伸びない生徒はこれが出来ません。

自分は数学の講師をしているのですが理解はしているんだけど点数に結びつかないケースはかなりあります。

よく生徒に『わかってはいたんだけどケアレスミスで20点落としてしまって』などということを聞きます。

これは知識を取り出す勉強ができていない証拠です。

さて知識を取り出す勉強とは具体的にどのような勉強かというと以前に解いた問題をミスなしで解けるかを確認する勉強です。このときに具体的にどのようなミスをしてしまったかを問題を解く前に確認していく作業が必要です。

そしてもし同じミスをしてしまったら次の日にもう1回同じ問題を解くことが重要です。

この次の日が非常に大事で時間が経ちすぎるとどのようなミスをしてしまったのかまで忘れてしまいます。

もともと成績の良い生徒は無意識的にこの勉強ができています。成績が悪かったんだけど成績が伸びている生徒は最初は意識的にやってやがて無意識的にできるようになってます。

 

理解度と得点は必ずしも比例しません。悔しいことにテストや受験では理解度は評価されません。得点のみが評価されます。

もちろん理解の上に得点があるのも事実ではあるのですが、理解はしているのに得点できなかったらもったいないよね?

勉強してはいるんだけど成績が伸びない生徒の皆さん是非次の日 に前日のミスを意識してもう1回解くこれだけです。試してみてください。