中1の数学について(1歩の差)
中学校1年生の数学が2学期から非常に難化します。
方程式、比例と反比例の分野が2学期のテストの範囲で思うように点数が取れない生徒が続出します。
また、中1の2学期のテスト終了後に塾に入って来る生徒はかなり多くなります。
面談で保護者の方から言われるのは決まって『2学期の数学の点数が悪くて塾に行かせようと思った』です。
保護者の方は生徒さんのことを非常に良く考えてくださり頭が下がる思いです。
一方で夏明けもまた、中1の入塾が増える時期です。
夏明けの面談での保護者の言葉は少し違います。
『家で会話していて数学が難しくなって困っているの』です。
前者と後者の違い分かりますかね?
前者の場合はテストの点数を見て塾に行かせようとしています。
後者の場合は段々と難しくなっていくのに対して先に手を打っています。
夏明けに塾に入って来てくれた生徒は難しくなったにも関わらず大きく点数を上げてくれました。
数字を見て判断するか普段のコミュニケーションの中で先に手を打つかの違いです。
これが大きな差となったようです。
もちろん私たちの仕事としてはテスト明けに塾に入って来た生徒さんたちには次のテストで結果を出してもらうまでです。
2学期のテストの結果を見て塾に入って来てくれた生徒さんと保護者様には後悔してもらいたくないです。
中1の今からならやり直しは可能です。そのお手伝いを全力で行います。
いっときの感情で行動するな
今日はいっときの感情で行動するなというタイトルで書いていきます。
私の仕事は子供たちに成長してもらう仕事です。
なんせ子供達と関わっているといっときの感情で行動する生徒がたくさんいます。
具体的には
『勉強しなきゃいけないのに、ゲームをしてしまう』
『受験に向けて苦手科目を伸ばさなくてはいけないのに得意科目だけ勉強してしまう』
などです。
その時私は『その行動はどんなメリットがある?』
と聞きます。そうすると
『楽しいから』とか『嬉しいから』などといったいっときの感情論の答えが返ってきます。
それに対し
『なるほどね〜!んじゃ受験に合格するって目的はどうでもいいの?』
『何が目的で勉強してるのかな?』
と言います。そうすると黙り込んでしまいます。
なかなか最善の行動をするって難しいですよね。その場では治ってもまた1週間もすると同じ事を言われてます。
ただ生徒の皆さんに合格して守るために根気強く言っていかなくてはなりません。
その場では嫌われることもあるかもしれません。ただ嫌われるのを恐れて言わなかったら本当に冷たい人になってしまいます。
感情で行動すると戦に負けることは歴史が証明しています。
いつの時代も敗者は感情で行動してきました。それに対し勝者は合理的に意思決定してきました。そのことを伝えるのも私の役割かな〜って思います。
受験まであと、3ヶ月ではありますが言い続けていこうと思います。
戦う集団
今月は中学校の2学期定期試験、高校の後期中間試験があります。
我が塾の生徒たちは朝から晩まで猛勉強です。
必死に勉強している生徒に他の生徒が『俺も頑張らなきゃ』『私も頑張ろう』とつられていきます。まさに戦う集団になってきました。
塾を運営する上で大事なことの一つに強い群れを作るということがあります。
1人じゃ頑張れない時も塾にこれば一緒に戦える仲間がいる。人間は弱い生き物で1人だとついだらけてしまいます。これは科学的にも証明されています。
一匹狼で1人でも頑張れる人もいます。このタイプは本当に成績上位層でいざという時はもっとも強かったりします。理想ではあります。
しかしこのタイプは生まれつき努力を努力と思わず頑張ることができます。
1人では頑張れない人は自分の弱さを認め強い集団に入ってしまう方が良いです。
私自身弱い人間なので生徒の皆さんが頑張っている姿をみると自分自身も頑張ることができます。
この仕事の醍醐味は共に成長できること。
素晴らしい仕事です。
小学生の指導の大変さ
今日は小学生の指導の大変さについて書いていきます。
まず初めに小学生の指導は中学生、高校生と比べてもかなり大変であります。
当たり前ですが精神的に幼く我々の考えをが伝わらない場面が多いのです。
また、教える内容に関してもかなり工夫して教えなくてはならないです。
次のどれが教えるのが難しいか皆さんも考えてみてください。
小学1年生
3の次に大きい数は?
小学2年生
かけ算九九
小学5年生
1.2÷0.5
小学6年生
8:12を最も簡単な整数のひで表しなさ。
中学3年生
2次方程式
高校2年生
図形と方程式
今、6つの例を出しましたが解くのはもちろん学年が小さい方が簡単です。
ただし、教えるとなると簡単な問題をわかりやすく教える方が断然難しいです。
ただし小さい学年で塾に通わせていただけることには本当に感謝します。なぜなる学年が上がるにつれて下の学年の部分の身に着けることは難しくなります。
その年齢で学習しなくてはならないものがあります。そういった意味ではやりがいはあります。
実際中学生になってかけ算99がわからない生徒、高校生になって通分ができない生徒に出会ったことはあります。
こうなっては手遅れです。早め早めの対応がどれだけ大事か。。。
今日はこの辺でじゃあね〜
塾の仕事について
今日は塾の仕事とはどのようなものかを書いていきます。
うちの塾には小学校1年生〜高校3年生の12学年の生徒が在籍していますがすべての学年の生徒に言える塾の仕事とは成績を上げることです。
成績を上げるのに重要なことは3つあります。
①上手な授業をすろこと
②自宅での勉強に対して的確な指示を出すこと
③生徒のモチベーションを上げること
の3つです。
まずは1つ目の上手な授業をすることについては
- 徹底的に準備をすること
- 生徒がわかりやすいと言っている先生の授業をパクる
- 生徒の反応を見ながら授業をする
この3つをやれば誰でもわかりやすい授業をすることは可能です。特に私がやっていることは生徒がわかりやすいと言っている先生の授業をパクるです。私の場合はYouTuberの葉一さんの授業をパクってます。自分のオリジナリティーを出そうとするよりその方がわかりやすいし生徒のためになります。そして葉一さんと同じような板書を徹底的に準備します。
字の綺麗さでは足元にも及びませんが(笑)そして生徒の反応を見ながら授業を行います。
はっきり言って今の時代の塾の存在意義はここにあります。生徒の反応を見なくて良いならYouTubeやスタディサプリで十分です。
次に2つ目の自宅での勉強に対して的確な指示を出すことですが
塾で授業だけ上手でも自宅での勉強を疎かにすると100パーセント成績は伸びません。実際に塾に来ていてもなかなか成績が思わしくないケースはあります。
私の力不足であると言われればそれもそうかもしれませんがその多くは自宅での勉強にありま。また、自宅で勉強していても成績が伸びないケースもあります。これのケースは勉強の仕方が的外れになっています。
例えばかけ算九九がわからないとします。でも学校の授業では三角形の面積の求め方をやっているから三角形の面積の求め方の練習をします。
はっきり言ってわかるわけがないですよ(笑)ただこの場合は子供達も悪気があってやっているのではありません。むしろわからないなりに学校の宿題などこなさなくてはいけないという真面目の子です。
この時に我々塾講師の仕事とすれば何をいつまでどのようなやり方でやればいいかを具体的に指示をだすことです。少なすぎず多すぎずの指示を出すところがとても難しい仕事ではあります。
最後に3つ目は生徒のモチベーションを上げることです。
我々の仕事は生身の人間との関わりの仕事です。コンピュータのように合理性だけでは生徒の成績は伸びません。こんな時は、どうやる気が出る言葉を言うかを考えます。
その言葉も生徒によって、場面によって変えなくてはなりません。だってみんな性格が違うしその時の状況も違いますから。
これに関してはいまだに試行錯誤中です😔もう14年この仕事やってるんですけどね(笑)
我々のときとは時代背景も違うしその時々の対応を変えなくてはなりません。はっきり言って
最近の子供は叱られるのが苦手です。ただ叱らなくてはいけない場面もあります。
またこれからやって言って具体的に生徒のモチベーションの上げ方を見つけたらブログに書きます。
今日はこの辺で!!またね!!
嘘つき
今日は学校の先生の嘘について書いていきます。
先日、高校2年生からこんな相談がありました。
生徒『来年の科目選択について相談なんですが、やりたいことがわからなくなったので今理系にいるんですけど文転しようと思いまして。。。』
and-u『確かにやりたいことがわからなくなったらとりあえず文系の大学に行くのはアリだね、じゃあ選択科目は文系で化学とかはもういらないんじゃない?』
生徒『それなんですが、昨年の担任の先生は2年生から3年生に上がるときに文転できるっていってたんですけど、今年の担任の先生は文転はできないって言うんですよ。。。』
and-u『ええ!!昨年と今年で担任お先生の言ってることが違いうの?』
生徒『そうなんです😩』
さてここで問題なのは文転できないことではありません。言ってることが違うことです。
この高校の先生に言ってやりたいのは『そんなんじゃ信用を失うよ』です。
そして、管理職の先生方に言うと組織として一貫性を持たせていただきたいものです。
大きな組織ではあるから先生方のマネジメントが大変なのはわかります。そして教師って公務員ですからどんなに生徒の信用を失っても売り上げが下がることもなければ、失業することもありません。明日食っていけるかどうかわからない民間とは違いますよね。
だから適当なんだよね。
すべての公立の教師の方にお願いです。あなた方の給料は我々国民の税金から支払われてることを忘れないでください。もっと言葉に責任を持ってください。平気で嘘をつかないで下さい。切実にお願いします。
最後愚痴っぽくなったけど今日はこの辺で!
またね〜!
テストの結果
高校生と中学生のテストの結果が返ってきました。
結論から言うと高校生はみんな非常に良い!!中学生は点数が良かった生徒と思うように点数が取れなかった生徒がいる。
今後の課題が残りました。すぐに次のテストに向けてどのように勉強すればいいかを指導しました。
さて、今回は高校生をメインに記事を書いていきます。大躍進は高校1年生です。高校1年生は9人在籍しており全員が中学生の時から塾に通ってます。なんと平均スコアは70点です。
赤点を取った生徒は1人もいませんでした。
この生徒たちの中には中学のときに勉強に身が入らず志望校にギリギリで進学した生徒もいます。私もずいぶんと厳しく指導しました。『勉強をなめるな』と言ったことも覚えています。
ところが高校生になり人が変わったかのように一生懸命取り組む姿が見えました。平気で5時間集中して取り組む、塾の授業がない日にでも塾に自習しにくる、わからないところを積極的に質問するなどテスト勉強に臨む姿勢としては満点でした。
あとは結果だけ!そう思いテストの結果を聞いてみるとびっくりするほど良い。
私からかけた言葉は『成長したね』の一言だけです。ただすべてがここに詰まってます。
人間は変わることが出来るということを証明してくれました。
変わるタイミングは人それぞれです。もちろん早く変われる子のほうが圧倒的に受験において有利であることは確実です。
小学生で変われる子、中学生で変われる子、高校生で変わる子、大学生で変われる人、社会人で変われる人、一生甘ったれてる人といます。その中でも高校生で変われる子は非常に多い気がします。
この成長するタイミングで我々大人にできることは3つあると考えてます。
1つ目は
正しい指導をすることです。中学生や高校生は理性や論理に欠ける発言や行動をします。もちろん私自身もそうでした。そんなとき甘やかしてはいけません。きちんと正しいことや日本は競争社会であることを伝えなくてはなりません。テストひとつとっても他人と比較され評価されます。つまり結果を出さなければ思うような進路の実現や夢を叶えることはできないと言うことです。よく正論は良くないと言う人がいますが私はめちゃくちゃ正論を言います。なぜなら嫌われるかもしれないけどそのほうが生徒の止めになるから。甘々な人は嫌われたくないだけです。
2つ目は
心に寄り添うことです。中学生や高校生は多感な時期です。勉強以外にもたくさんの悩みを抱えています。そんなときは徹底的に傾聴し話が出尽くすまで聞きます。私の仕事は生徒の点数を上げることであって悩み相談ではないのは重々承知のうえです。悩みを抱えたままでは勉強に身が入らないことが多いからこそこういった対応が必要になる場合もあります。
3つ目は
適度なストレスを与えることです。適度といのが重要で過度なストレスは子供を潰してしまう場合があります。ただ適度なくらいのストレスがないと成長しません。実力よりちょっとだけ上の目標を目指させるのです。
以上の3つを意識して日々、塾講師の仕事をしています。
偉そうに書きましたが私自身未熟なことも多く思い通りにならないのが現実です。
今後も良い方法がないか日々勉強していきます。